2018年02月11日

南葵音楽文庫~アンサンブルレッスン


このところ毎週末、県立図書館に通って
南葵音楽文庫(なんきおんがくぶんこ)という
徳川頼貞(とくがわよりさだ)というお殿様の収集したコレクションについての講義を受けている。
あちこちの大学から週変わりで先生が来てくれて
面白いエピソードと貴重な音源を聴かせてくれるという
何とも贅沢な試みだ。
昨日は「ケーベル先生と徳川頼貞」。
林(りん)先生の番だった。
まだ中学生だった頼貞が触れた
はるかロシアから来たケーベル先生の弾くピアノとその温かい人柄

そしてケーベル先生が
オペラ好きな日本人に開いたフルオーケストラの世界
その事についてのお話しだった。
そして
同じ県立図書館の2階のメディア・アートホールでは

東京芸術大学から講師を招いて
公募されたすごく若い音楽学生達が

グランドピアノの前に座った先生と
バイオリンを携えた先生の前に
椅子を並べて座り
呼ばれては一人ずつ
時には二人三人ずつ立って
ピアノに寄り添い
あるいはピアノとバイオリンに挟まれて
先生と一緒に演奏しては
色々な視点から先生の導きを受けて
何度も演奏を繰り返してみる
その過程を目の当たりにした。


筆者も中学生まではピアノを習っていたが
間違えた箇所を通りすぎて演奏する技を身に付けられず
そこに周りの人間が嫌気をあらわにした事もあって
毎日ピアノを弾く生活から遠ざかっていた
その事実がずっと自分を苦しめ続けていた事に
改めて気付かされた想いだった。
ピアノは湿気を嫌うものだけれども
昨日がざんざん降りの雨の日で良かったと思う。
芽吹いた想いがちゃんと根を張り伸びてゆくのを感じた。
中学生だった頼貞が
その後ずっと音楽を愛し
その想いを社会に還元し
そこにまとまった形で遺した沢山の文献あるいは楽譜が
現代に生きる私達の
演奏したり耳にしたりして楽しむ事の出来る
音楽として
息づいている事実
それにハッキリと気付く事が出来て
これからも生きていけると思った。
  


Posted by セノールマンキ at 18:13Comments(0)

2018年02月03日

歌謡曲今昔物語もうすぐ百回


本日の昼下がりの事。
ここは和歌山市西高松の県立図書館2階
ふれあいルーム②。
毎月第1土曜日に定期的開催中の
『歌謡曲今昔物語』
先ずは3月に発売される新譜を1曲ずつ試聴しての人気投票。
今回は『原田悠里/無情の波止場』が推薦曲に決まった。

後半の、歌唱指導にいく前に…
『歌謡曲今昔物語フェスティバル』のお知らせがあった♪
この、『歌謡曲今昔物語』という集い
筆者の記憶では『演歌・歌謡曲ダイジェスト版視聴会』として
モンティグレ2階のスタジオ~岩喜演歌商店そして、ふれあいルーム②と会場を移しつつもずっと開催され続けて
(何と2009年から続けているそうな!)今年の5月に
めでたく百回目をむかえるのだという。
それで5月5日の子どもの日に
県立図書館の
メディア・アートホールを会場にして
大々的にやりましょうという運びとなったのだ♪
1部の昭和歌謡講座には、あの宮本静さんを呼んで
そして2部では今昔の
今と昔にそれぞれ10曲ずつ
普段はステージに立つ機会のあまり無い一般の方々に2コーラスずつ歌ってもらうという企画
という事で
早速の出場申込みがぞろぞろあったもよう。

話を戻して
今回の歌唱指導の昭和歌謡は

『島倉千代子/東京だよおっ母さん』
この曲がヒットした頃には
集団就職という、過酷な現実が背景だったそうな。

そして平成歌謡は

『市川由紀乃/うたかたの女』
この曲はコードがGなので
メロディはさほど哀感でもないが
好きな男の人を待ちわびる女心を
上手く歌い上げる為に
大切なのは
1音1音、譜面に沿って
音符に忠実に
きちんと歌う事だと言う♪
その歌い方で、最初は堅苦しくとも
だんだんに馴染んできて
感情を込めながらしっかりと歌える様に成るという
この指導は
筆者にも目からウロコであった。
  


Posted by セノールマンキ at 21:01Comments(0)

2018年01月14日

セノールマンキの休日再び


本日の夕方5時位に野暮用で
和歌山市京橋付近を通りかかった時の事。
最初は(何だか騒々しいのが聴こえているなあ…)と思いつつ
京橋の上の、JR和歌山駅方向を向いている方の側にて
ヒップホップのイベントがやっていた。
不思議なもので
遠くから聴いていたら騒音に聴こえたのに
会場で聴いてみたら楽しくてしょうがない♪

イベントは勝ち抜き式の決勝が終わりかけの所だったようで
表彰式が行われて
優勝者のラップを聴く事が出来た。
その後で
ステージに上がりたい者が次々にラップを披露していたので
ドリンクを買って会場に入って観た。

因みにドリンクの屋台はこのショップカードのお店だった。

だんだん陽も暮れてきて
良い感じの雰囲気になったのだが
なにぶん冷え込んだので
会場を後にして筆者は本町方面へと去った。  


Posted by セノールマンキ at 20:12Comments(0)

2018年01月08日

華麗なる饗宴Vol. 8~疾風勁草~ドビュッシー没後百年記念


昨日の昼下がりの事
ここは和歌山市狐島FOXYテラス1階
LURUホール(ルルホール)。

この日は午後2時開演のピアノとチェロのコンサート
『華麗なる饗宴Vol. 8 Fetes Galantes~ 疾風勁草~ 』が開催されるとあって
全33席のLURUホールは聴衆で溢れ返っていた。
※コンサートは原則、撮影が禁止されている為
以下の画像は出演者の方が「ここからは撮影オッケーですよ。」と申し出てくださった事により撮れたものでありますゆえ。

ピアノは天羽博和(あもうひろかず)さん
チェロは石川博之さん(いしかわひろゆき)さんであった。
プログラムは
ドビュッシーのピアノ独奏曲全曲演奏の内の
今回8回目を数える
晩年の作品群から
「12の練習曲」第1集と
「ピアノとチェロのためのソナタ」である。


このコンサートのテーマである「疾風勁草(しっぷうけいそう)」という言葉が
筆者はずっと気になっていたのであるが
(というか、この言葉が気になって今回の席を申し込んだのであるが)
疾風勁草とは
疾風の中でも倒れない草
疾風吹き荒ぶ中でも倒れないという事によって、その草がとても強い草であると証明される
そういった意味合いなのだと
ピアノの天羽さんが解説してくれた。
ドビュッシー自身が体調思わしくなく、
死が見え隠れする病に苦しみながらも、
世界大戦による不安定な時代の中だからこそ書き上げてしまわなければならない、と
あらん限りの情熱でもって残した作品群が今回のコンサートの曲目だという。
筆者はお恥ずかしながら
クラシックのコンサートを聴くのは
先日、県文で開催された『南葵音楽文庫寄託記念 読売交響楽団コンサート』含め2回目なのだが
もともと習っていたので大好物のピアノの演奏をたっぷりと楽しんだ上に
チェロの色々な弾き方を間近で見ながら音色を楽しみ
まるで夢見心地のひとときだった。
例えるならピアノは
小鳥の鳴き声や木々のさざめきといった感じの音で
チェロは不意に流れてくるおいしいにおいを追いかけていく感じだった。

これは石川さんの1909年オランダ製チェロのケースに書いてもらったという著名なチェリストのサインである。
  


Posted by セノールマンキ at 14:35Comments(0)

2018年01月08日

歌謡曲今昔物語2月版


連休初日の1月6日土曜日の事
ここは和歌山市西高松
県立図書館2階のふれあいルーム②

和歌山の演歌歌手である沙門宏幸さんと
『和歌山ライブの歩き方』編集局長でありLURUミュージック狐島店の店主であるところの岩橋さんによる
Ustream(インターネットTV)公開放送の収録が行われていた。

今年2月の推薦曲を決めるために
30人程の来場者による
1曲ずつワンコーラス試聴しては松竹梅の挙手投票をしていくのである。

全31曲の投票が終わった後に決まったのは
『天童よしみ/きずな橋』
(水木れいじ作詞/水森英夫作曲)
であった。


この集まりのお楽しみ
後半は
沙門宏幸(さもんひろゆき)さんによる歌唱指導である。
今回の課題曲は
昭和30年のヒット曲『カスバの女/エト邦枝』

もう1曲は
平成30年の(これからヒット曲)『千年の恋歌/神野美伽』であった。

この時の詳しい模様は
筆者の拙い文章よりも
今回は
『和歌山ライブの歩き方』をインターネットで探して頂いて
過去記事として掲載されている番組を是非御覧いただきたい。

  


Posted by セノールマンキ at 11:30Comments(0)

2017年11月18日

『東京ロマンチカ/小樽のひとよ』


今月の第一土曜日、11月4日に
県立図書館2階のふれあいルーム②にて開催された
「歌謡曲今昔物語」。
和歌山の演歌歌手、沙門宏幸(さもんひろゆき)さんによる歌唱指導の楽しいひとときを過ごしたのだが
正にその一曲が忘られず
CDを入手した♪
じっくりと先ずは部屋に響かせて何度も繰り返し聴いたあと
今度はヘッドフォンを用いて
楽器の細かい音までもとらえてみたり。
最終的には勿論、カラオケで歌える様になるのが目標である…。  


Posted by セノールマンキ at 18:30Comments(0)

2017年11月04日

歌謡曲今昔物語2017年12月


ここは和歌山市西高松の県立図書館
階段を駆け上がって2階の、正面にはメディア・アートホール
左に曲がって奥に、ガラスで仕切られた(扉は開け放たれている)フロアがある。
そのフロアに入って行き
右の壁際を進み
ひっそりと小さなドア。それを開けて中に入って行くと
そこが本日の『歌謡曲今昔物語』というイベントの会場である
ふれあいルーム②なのであった。
元々は『演歌&歌謡曲ダイジェスト盤試聴会』というイベントだったものが
紀の川大橋を渡った向こう、和歌山市狐島にある
LURU ミュージック(ミュージックマート・イワキ)狐島店から
県立図書館へと会場を移し、さらに内容も一新して
現在のスタイルとなった……
長々と語ってしまったが
要は、今回三連休のど真ん中に当たってしまい
駐車場を20分待ってやっと入れた筆者は
既に半時間ほど遅刻していた。

この画像でおわかりになるかどうかわからないが
最初の曲、①の『北川裕二/酔風ごころ』が
本日の推薦曲に選ばれている…という事は
またもや筆者、大事なところを聴きのがしてしまった…時間厳守という言葉を噛みしめつつ
⑨『鳥羽一郎/千島桜(ちしまざくら)』の試聴の途中に会場入りした。
ちゃんと聴いたのが⑩『松尾雄史/さよならを嘘にかえて』からなのだが
司会の沙門宏幸(さもんひろゆき)さんの名調子で語られる
曲の成り立ちのエピソードが大層面白く
わりに長い間聴いていても意識を集中出来る。
流石に長年教壇に立って居られただけある、
『和歌山ライブの歩き方』岩橋編集局長とは一味違った語りはいつ聞いても魅了される…。
と、ここで

『紀淡海峡(きたんかいきょう)』という曲で
和歌山市加太の『鯛祭り』でもお馴染み
入山アキ子(いりやまあきこ)さんの登場でどよめく会場♪

しばし撮影会と化す

会場の皆さん急にイキイキしちゃって

すっかり入山アキ子さんに夢中の聴講生の皆さんは
まずは『入山アキ子/紀淡海峡』をうっとりと聴き入り

そして、後ほど沙門さんが歌唱指導してくれる予定の『入山アキ子/知床岬(しれとこみさき)』を
じっくり譜面を見ながら聴いていた。
この状態、実は歌い手さんにとっては非常に緊張するものだそうな。(間違えたらどうしよう…とか思ってしまうそうだ。)
熱気冷めやらぬ会場から入山アキ子さんが
次のステージへと出発され
ちょっと下がった会場のテンションを
沙門さんが上手くすくい上げ

本日の歌謡曲『東京ロマンチカ/小樽のひとよ』の
楽曲リリースから紅白出場までのエピソードが語られて
歌唱指導となった。

(筆者の大好きなゴスペラーズのリーダーあたりがきっとこの曲好きだろうな…)などと楽しい想像をしつつ
この曲を思うがままに歌いこなしたら気持ちいいだろうな…と強く感じた。
次回の『歌謡曲今昔物語』は12月2日(毎月第一土曜日)に開催される。
  


Posted by セノールマンキ at 22:42Comments(0)

2017年10月22日

『和歌山ライブの歩き方』スタジオ待機中


台風真っ只中ではあるが
本日はここ、和歌山市狐島FOXYテラス一階の
LURUホールにおいて
『LURU HALL Nurture Concert Vol.3
ニュルンベルグで学んだ
阿佐聖姫子・瀧本裕子デュオ・コンサート』が開催されるので
微力ながらわたくし、久し振りの
『和歌山ライブの歩き方』スタッフとして
FOXYテラス2階のスタジオ(LURUミュージック店舗) にて
コンサートのお客様をご案内しつつ
こうして記事をしたためて居る訳なのである。
ちょいと手持ち無沙汰ゆえ
チェキで店内を撮影してみた。
CDの販売、取り寄せ、そして
MEG CD等も扱っているこの
知る人ぞ知るLURUミュージック狐島店
レコード愛好家達の熱い視線を集め続けている♪  


Posted by セノールマンキ at 13:48Comments(0)

2017年10月16日

谷間に遊ぶ風の如く~天地有情の響き~@アートキューブ


これは、降りしきる雨の上がった和歌山市
和歌浦南にある、アートキューブという
読んで字の如く四角ばった建造物にて
体感したコンサートの記事である。

玉津嶋神社の側から不老橋を渡り

アートキューブの写真を撮るのを忘れた…。(ので
関心のある方はインターネットででもお調べ下さい。)

セットリスト(曲目順表)はこんな感じであった♪
木下尊惇さんの奏でるギターやチャランゴ(ウクレレに似た楽器で、裏側は何とアルマジロの甲羅)の音色と
菱本さんのシーク(和楽器の何かみたいな楽器)とケーナ(小さな尺八といった感じの楽器)
それから(菱本さんの足元で演奏していたので筆者からは見えなかった多分バスドラムの様な楽器と)
先っぽに丸い玉がついたバチで叩く太鼓
それから
松下さんの奏でるギターの
底辺を流れる河みたいな音色(松下さんはそもそも
クラシックギターの奏者で
このコンサートには助っ人いけるかなという感じで呼ばれたのだそうな。)
今回のコンサートの直前に大阪での
学校コンサートを終えて駆けつけたと木下さんは言っていた。
最初は目にも鮮やかな緑色の衣裳を羽織って登場した木下さん
それを両脇からサポートミュージシャンの菱本さんと松下さんが
第一部が終わってステージを後にする時や
第二部の後に
立ち上がりお互いを称えあうその姿が
印象的だった。
最初はこのコンサートのフライヤー(チラシ)を見て少々緊張しながら鑑賞していた筆者であるが
場数を踏んでおられるのであろう三人の
軽妙なトークがまた良かった♪

最後にCDを購入してサインを入れて貰った。
このCDの一曲目が
コンサートのアンコールでしてくれて大層盛り上がった曲だったので
筆者は自宅で無制限リピート中である。(かかとを鳴らしながら♪)
  


Posted by セノールマンキ at 01:12Comments(0)

2017年10月09日

第19回 和歌の浦 万葉薪能 


昨日は片男波公園の野外ステージにて
午後4時から『万葉薪能(まんようたきぎのう)』を鑑賞した。
チケット一枚3500円もする公演である事と、
「能」「狂言」を鑑賞するのが初めてである事、
それと、「薪能(たきぎのう)」という言葉からイメージする、何となくおごそかな感じに圧倒されたものか
白シャツに紺のスカートとハイヒールという格好で出掛けた♪
連休中という事で道路が大変混んでいた上に、新和歌浦側からアクセスしたら例の矢印信号の存在を忘れていたり…と
どぐさい行程を経て遅刻して到着。

第一部「能楽ワークショップの発表」の最中だった。
小学校の子達の登場は
どうしても着物の姿そのものに目が行ってしまう。女の子達の鮮やかな柄や、男の子達の袴の後ろがもこっとしているところ等々
何とも初々しいのが良かった。
大きい男の子の声が思いの外、大きく響いて少しびっくりした。

第二部の火入れと
狂言(大蔵流)「因幡堂」は最初から鑑賞する事が出来た。
薪能ならではなのだろう
かがり火がパチパチとはぜる音が何とも良かった。
薪の燃えた後の細かいかけらが和歌浦湾の風に乗って散る様が
粉雪みたいに見えた。

※ステージの画像が無いのは、撮影に許可が要る公演だったのと、筆者が恐らくシャッターを切るタイミングを知らないせいである。どうかご容赦願いたい。

「因幡堂」は夫婦の間のすったもんだ劇という感じで
楽しく笑いながら鑑賞した。見に来ていた子ども達の笑い声もちらほら聞こえていた。

能楽(喜多流)が始まる前に
「本日の能について」解説をしてくれた。
初めて鑑賞する筆者にも分かりやすくて良かったのだが
この解説が結構長くて
おまけに
(筆者が遅刻したのが原因なのだが)折角配布してくれたパンフレットにちゃんと目を通していなかったゆえ
「花月(かげつ)」の話の成り行きが上手く追えず
その辺の若干の後悔が残ったが
全体としては素晴らしい体験であった♪
今後も是非、存続してほしいイベントだと心から思う。

蛇足かも知れないが
器楽とハモリ好きな筆者としては、大鼓と小鼓の掛け合いや
地謡の方々の方がむしろ
聴いていて大層こころよかった。

あと、帰りの道々は和歌浦湾の夜景を右手に眺めながらのそぞろ歩きとなったのだが
多分、遠方からの皆様が口々に「素敵な景色ねえ…♪」と話しながら歩いていたのが印象的だった。
  


Posted by セノールマンキ at 11:25Comments(0)

2017年09月04日

イッツハートフルライブ@和歌山オールドタイム


昨夜の事。
ここは和歌山市北新 ひめビル1階のライブハウス OLD TIME (オールドタイム)。
イッツハートフルライブの会場だ。
筆者はライブハウスに行くのが随分久し振りだったので興奮気味に
そして(珍しく)時間通りに19時に
席に着いた。
司会は『いもやん』と『原見浩司』(はらみこうじ)(harami -coba-のギタリスト)。

先ずは『あんず』。
司会の原見さんにギターを教えてもらっている生徒さんだという事だ。
澄んだ声がまっすぐ耳に届く。このライブに何回も出演しているうちにギターがどんどん上達していると、他の出演者の方々も言っている通り、
ギターの音色についつい引き込まれて聴いてしまった。

続いて『Pidum』。Piはピアノのピで、duはduo (デュオ=二人組)、mはお二人の名前からつけたそうな。
ピアノコンクールのエピソードを語ってくれた。
連弾(れんだん=二人並んで四つの手で同時にピアノを弾く)の冒頭からいきなり魅せて聴かせてくれて、もう筆者はかぶり付きで全身で感じさせてもらった。
流石、という感じだった。

その次に『秋』。TONPEI さんのステージでお馴染みの方である。
ブルースを歌い上げるその姿、それこそが
本人が探していると言う「可愛らしさ」だと思う。

次は『S'arranger』。木管楽器クラリネットと金管楽器サックスとの二人組器楽ユニットだ。
クラリネットの、輪郭がぼわあっとした音と
サックスのしなやかにくねる音との絡まりあいが
聴いていて凄く心地よく、落ち着く感じだ。
先程のピアノ連弾の様な、体が思わず反応してしまう感じの演奏と対極にある
こういった音楽も良いものだなあと思った。

そして『福宗バンド』。福山雅治の楽曲をコピーで歌い踊るのだが
何と言っても観客(ファン)の皆さんの盛り上げ方が素晴らしい。「これは…楽しまなければいけない!」と思わせてしまう。
タオルを振り回すように要請される観客の反応も良かった。面白いステージだった。汗かいた。腕、疲れた…。

ラストは亀岡利行(かめおかとしゆき)。
和歌山の『ウインズ』で平阪佳久と長年ツインボーカルをつとめた人だけあって
やっぱり観客に対するアピールとか楽しませ方が一流だなあと感じた。ウインズ平阪さんのグイグイ押してくるステージとは全然違う、亀岡さんならではの
やんわり心がほぐれる様な歌声が良かった。

ステージの出演者が入れ替わる度に
司会のいもやんと原見さんの短いトークがあったのだが
それを聞いているのも楽しかった。
いもやんのテンション高めのコメントにじわりとつっこむ原見さんの喋りが(ちゃんと聞いてて良かった~。)と思わせていた。
会場の和歌山オールドタイムは今年30周年なのだそうだ。
マスターであるボビー松本さんが何故か不在だったのだが、とにかく
「30周年お目出度うございます!!」


  


Posted by セノールマンキ at 00:04Comments(2)

2017年07月07日

和歌山Summer Beer Fest

夕方からイベントは始まっていた様子だが

恭やんバンドがリハーサルをしている辺りから観た。

少しずつ日が暮れてきて

ステージが始まる頃にはすっかり暗くなっていた。
まあるいお月さんも出てきて
星が瞬き出して
恭やん「七夕だからかぐや姫、ってわけで。」
他にも南海加太線の曲『君は僕の肩に』
紀の国わかやま国体の曲『ありがとうが言える様になりました』など歌ってくれた。


そして
大阪から来たアイドル 『すみれ』が登場。
会場もだんだんビールの酔いと
週末の開放感で一杯になってきて
ステージ前は大盛り上がり♪♪
アサヒビールからのプレゼント争奪じゃんけん大会もあったりして
最高に気持ち良く酔っ払った。
その後は大道芸のステージへと続いた…
このイベントは明日、明後日にもやっているそうだ。
  


Posted by セノールマンキ at 22:28Comments(0)

2017年07月02日

『新曲研究会』@ 県立図書館


和歌山市高松にある和歌山県立図書館2階
ふれあいルーム②にて
毎月第一土曜日の13時から行われている
和歌山の演歌歌手 沙門宏幸(さもん ひろゆき)さんによる
新譜の視聴会に行ってきた。

筆者は今回は遅刻の為(←わりといつもの事かも)前半の7~8曲程はわからないのだが
沙門さんの軽妙なトークで
この企画はいつも楽しみにしている。
このプリントに所々書き込まれているコメントは
筆者が沙門さんの講義(トーク)を聞いてメモしたものである。乱筆失礼。
2017年7月の、全39曲の研究が終わったところで

いよいよ、今月の課題曲を参加者全員で歌うコーナー。
先ずは『近江敏郎(おうみ としろう)/湯の町エレジー』。
エレジーとは漢字では哀歌と表記するのだそうな。
一大ヒット曲を出すまでの、近江敏郎の苦節エピソードを聞いた後に
沙門さんによる歌の簡単なレッスン。
何せ沙門さんは
紀の川市のカラオケスタジオ『みえこ』を主宰されているので
そのレッスンを此処で受けられるなんて
筆者にとっては大変ラッキーである。(紀の川市まで行かなくても済むし。)

課題曲2曲目は
『秋元順子/夢のつづきを…』
この曲は、コンビニエンスストアがまだ珍しかった頃を回想している設定で書かれた曲だそうな。
水森英夫のワンポイントアドバイスによると
「ノドを作らずに語るように歌う(←抜粋)」と良いらしいので
沙門さんのレッスンと合わせて
心して歌ってみたところ
気持ちよく歌ってよく声が出て楽しかった♪
次回の『2017年8月 新曲研究会』は
8月5日の土曜日13時~開催される。  


Posted by セノールマンキ at 10:42Comments(0)

2017年05月21日

恭やんバンド&ひでっさん&…


ここは昨夜の和歌山市畑屋敷 ジェントリービル3階の
ライブステージ アルテミス。(http://live-artemis.com)
恭やんのファンにはお馴染みの、ベースのてっちゃんがマスターを務めるお店。

おや?今宵はあの『恭やん&ひでっさん』!?

ひでっさんのギターの先生も登場したり

これはいつもの恭やんバンド。

恭やん&ひでっさんになったり
あ、キーボードのきっちゃんが見切れててご免なさい。
とにかく楽しい夜だった。
恭やんバンドのライブはここでは奇数月の第三土曜日
つまり次回は7月15日の夜8時~開催されるそうな♪









  


Posted by セノールマンキ at 09:53Comments(0)

2017年05月04日

宮本静@とらふす・ぴりからTV


ここは昨夜の和歌山市狐島Foxy テラス
一階中央にあるまだ新しいライブスペースLURU ホール(るるほーる)。
以前からUstreamによるインターネットTVの公開生放送は二階のLURUミュージック(るるみゅーじっく)狐島店にて行われていたのであるが
今年の4月から『とらふす・ぴりからTV』として
毎週水曜日の夜8時~9時の一時間に渡って
和歌山ミュージシャンのパーソナリティが毎週交替で登場する番組に生まれ変わったのである。
http://www.ustream.tv/channel/cclive-wakayama
筆者は今回初めてのスタジオ観覧。
この夜は宮本静(みやもとしず)さんと、ら・ふぁむ元編集員の小林依子さんによる番組だった。
和歌山新報の記事をピックアップして紹介するコーナーがどんな感じなのか筆者としては興味があった。
やはりここは宮本静さんのいつもと違った顔が見られる貴重なひとときだなあという感じ。
相方のこばちゃん(小林さん)がぐいぐい盛り上げてくれているせいか
筆者は今までちょっと遠巻きにしていた感じの宮本静さんがとても身近に感じたのが新鮮だった。

続いてゲスト①の書家・山崎瀟(やまざきしょう)さんが登場。
宮本静さんのCDの題字を担当されている方だ。
海南市の公共施設で開催される美術展の案内と
和歌山市の県立図書館2階で新しく始まる書き方教室の紹介だった。

そしてゲスト②はやはり海南市で開催される『めった祭』実行委員の着物美女二人。
[めった]とは和歌山弁でメダカの事だという。
越後出身の筆者にはわからなかったが
スタジオ観覧の方々もピンと来ない感じではあった。
めった祭は5月14日に海南市にて開催されるお祭りで
メダカすくい(←必ず5匹もらえるんだそう。)や夜店やロケフォトコンテストや
着物を着付けて撮影までしてくれるコーナーもあったり
日本だけでなく外国の方にも喜ばれるお祭りで
実行委員の方によると
町中どこを歩いても(こんな所でメダカを飼っているんだ!)と
メダカを飼っている場所をあちこち沢山見つけられるんだそうである。
またこの日は黒江ぬりもの館で『癒しフェスタ』が開催され、うるわし館では宮本静さんのライブが開催されるとあって
本日の番組は海南市の情報が沢山であった。

番組のラストにはお待ちかねの
宮本静さんの歌のコーナー。
宮本静さんは島根県の生まれで紀の川市の育ちという事で
このほど島根県にて地元に古くからある歌を
町長さんの後押しもあって復刻させ
御披露目ライブするというその歌と
『黒江からころ為の人』の2曲を披露してくれた。

最後に記念撮影。

このあとスタジオでは、ちょっと真面目なハプニングがあったりして…
それはスタジオ観覧した人達だけの秘密、という事で。


  


Posted by セノールマンキ at 12:17Comments(0)

2017年05月03日

和歌山マジカルミュージックツアー回想2


HARAMI - COBA - を見終わったあと

すみたにの司会トークを楽しみつつ

素和歌のライブを見て

その後のThe Gypsies のステージがあんまり格好いいので見ていて(ホーンセクションが特に)
『小籠包』という曲が印象に残ったので、後日YouTubeで探してみた。
ところでこのボーカルの風貌が何となくカズシットに似て見えたので、その後出くわしたカズシットにもそう言ってみた。
カズシットのブログ(アメブロ)にも二人は長い知り合いだと書いてあった。
去年は西の丸ステージ周辺から動かず見ていたので
今年は和歌山城内のあちこちのステージを渡り歩く事にした。
砂の丸ティーンズをさらっと見ながら
フリーマーケットをひやかして
表坂の『紀州ロックインパクト』ステージに着いたらめっちゃご機嫌なサウンドにやられてしまった。
そのバンドの名はHowling ent。
京都から来たバンドで、ボーカル、ギター、アコーディオン、ドラムス、ホーンの5人編成だった。
ホーン担当のももあげに似たパフォーマンスに目を奪われ
アコーディオンの華麗なプレイを楽しんで
なんせ楽しくて仕方がないステージだった(惜しい事に途中から見た)のでつい写真を撮るのを忘れてしまった。
REDEMPTIONS を見た後の


赤星。


その後は中門跡ステージでBLUE SOULを見て
西の丸ステージへと戻った。


あ、そうそう。宇佐美コーゾーさんがアートパフォーマンスで
ライブの最中ずっと大きな看板にイラストを描き上げてていて
出来上がりはこんな感じ。

宮本静さんのステージを久し振りに見た。
あの迫力のある低~い太いボーカルで歌い上げる様は流石に堂に入っており
『和歌山ラーメンの歌』を歌います!と言った後の聴衆のざわめき(えー意外~!とか待ってました!とか)を横目に
聞き惚れてしまった。

山口マリ with Friendsでは、山口マリさんのプレイが素晴らしくて
ギターのサポートも格好いいし、キーボードも素敵だった。
筆者少し疲れ気味だったのも手伝って、まるで夢心地のひとときだった。

大西ユカリwith仁義なき小林バンドもとにかく楽しく圧倒的、MCにも沢山笑わしてもらった。
この時間の聴衆は一杯ひっかけている人が多いみたいで
筆者もちょっと呑んでおけばもっと楽しめたかな~っていう感じがした。

最後にみんなで『上を向いて歩こう』を大合唱して終わった。筆者の手元にはマフラータオルが残った。



  


Posted by セノールマンキ at 17:57Comments(0)

2017年05月03日

和歌山マジカルミュージックツアー回想


今年も4月の22、23日の土日開催された和歌山マジカルミュージックツアー。
筆者が一番楽しみにしていたのはHARAMI - COBA - 。
最前列から3列目の中央辺りで見たのだが
あんまり夢中になりすぎて写真を撮るのを忘れる事態に。
COBA さんのやけに長い後ろ髪と対照的に短い髪のHARAMI さん。
COBA さんの膝丈パンツからにょきっと出た黒地に黄色い☺がとんでるレギンス。
二人とも何だか全体的に黒っぽいTシャツ等を重ね着していてCOBA さんはメガネ。
取り敢えず記憶を頼りに描写してみたが
本当に記憶に残ったのは、とにかくステージが見ていて楽しかった事。
HARAMI さんのギターソロをかぶり付きで見て
(こういうライブは立ち上がって見たいものだけど、座って見るのも悪くないなあ)と思った。
COBA さんの耳に残るボーカルも良かった。(例えるならDA PUMPのラップの人の声見たいな歪んだ低音の声。)
『この場所から』が、災害で傷ついた人々を勇気づける為に作られた曲だというのを初めて知った。この曲はカラオケにも入っているという。
筆者はHARAMI - COBA - のライブを初めて見たのが
これは去年の画像。
去年の和歌山マジカルミュージックツアーの時だった。
この時初めてHARAMI - COBA - のお二人と二言三言、会話もした。
それがきっかけ(かどうかハッキリしない)で
HARAMI - COBA - オフィシャルブログ
http://haracoba.ikora.tv/
を読み始めたのだった。
原見さんのブログは平日毎日更新されていて
面白くてつい毎日チェックしてしまい
もちろんあのライブ以来CDも気に入ってずっと聴き続け
今年のライブ会場へと向かう途中もどんどん期待を募らせていったのだ。
原見さんのボーカルもまた良かった。
すごく特徴がある訳ではないのだが
真っ直ぐ心に届いてストンと府に落ちた。そういう感じの声だ。
全体回想録のつもりで書き始めたのに、気がついたらHARAMI - COBA -の事ばかり書いてしまったので
続きはまた。   


Posted by セノールマンキ at 12:08Comments(4)

2017年04月28日

和歌山マジカルミュージックツアー スナップ集

取り急ぎ写真だけをアップしてみたい。






























  


Posted by セノールマンキ at 22:40Comments(0)

2016年10月24日

『エンジョイミュージック』10.20


秋の日はつるべ落とし
な~んて言うけれど
いつの間にやら先週の木曜日の晩のこと

ここは和歌山城の目の前
ダイワロイネットホテル通称モンティグレの二階
『モンキーばななスタジオ』
そう、このブログの原点でもある。
この日はFMばななの公開生放送が行われていたのであった。

パーソナリティーは我らがいもやん。
ゲストは刀禰知美とサム田中という事で
例によって刀禰知美ファンの友人に筆者は引っ張ってこられたのである。

ガラス張りのスタジオの面白いところで
打ち合わせの光景を見ながら番組が始まるのを待っていると
次々とリスナーや音楽愛好家達が集まって来た。
番組のタイトルが鳴ったりして時計を見るもまだ開始前だったりして…。



いもやんの軽快なしゃべりから簡単にゲストの紹介、そして本日の生歌一曲目
『イーグルス/デスペラード』
いもやん「僕の中ではイーグルス=ホテルカリフォルニアだったんですが、
この曲を聞いて「!!」ってなって色々イーグルスを聴き出したんですよ。」

ここで、各々の音楽のルーツについて。
刀禰「(名前を筆者失念せり)ガールズバンドのコピーをやっていました。」
サム田中「中学ではかぐや姫でしたね。」

今年の3月までFMばななで『AORな時間』という番組を担当していたサム田中。
「いやあ~、あれからもう半年経ったんですね~。」


そしてここで
刀禰知美ファンにはお馴染みの『石焼き穴子ごはんの歌』
振りも掛け声もついたこの曲を聴いた
いもやん「いやぁ~、刀禰さんがこういう歌を歌うのって、意外だったですねえ~。」
続けて2曲『糸/中島みゆき』『わらび神/沖縄の子守唄』
いもやん「刀禰さんって沖縄の歌がスッゴク合ってるんですよ!今度はオリジナルでハイビスカスハイハイハイなんて感じの曲を作って下さいよ。」
刀禰知美「…(半笑いで困っている様子)。」
いもやんはハイビスカスの歌がツボにはまった様で
しきりとともちゃんにすすめていた…。

刀禰知美「今後の告知です。来週(つまり現時点では今週)の木曜日10月27日は和歌山市狐島のFOXY テラス2階のLURU ミュージックにて
夜9時からユーストリーム公開生放送
『ともちゃんとSMILE TIME 』、
12月23日祝日にはフォルテワジマのクリスマスライブで歌います。12月には私、臨月なのでどうなるかわからないんですが、どうしてもこのライブには出たくって。」

最後に『喜納小吉/花』を歌ってお開きとなった。

オマケ
番組終了後のいもやんとサム田中




  


Posted by セノールマンキ at 17:45Comments(0)

2016年08月26日

ともちゃんとSMILE TIME

昨日の木曜日の晩の事
ここは和歌山市狐島FOXY テラス2階
LURU ミュージック狐島店
またの名を『和歌山ライブの歩き方』スタジオ


"ともちゃん"こと刀禰知美とギターのSAM 田中による
Ustream公開生放送が行われていた。
今夜は岩橋編集局長の姿が見えないので
何となくスタジオの中はいつもより少々リラックスした雰囲気が漂っていた様な…

貴志知美から結婚して刀禰知美になったともちゃん
今度はおめでただという事なので

「ともちゃん おめでとう」のケーキがスタジオに届いて
ともちゃん嬉しそう♪


和歌山パン本のCDに収録されている
朝ごはんの歌と夜ごはんの歌を歌い

子供を生む事になってより一層心を込めて歌える様になったという
沖縄の昔からある子守唄を歌った。

刀禰知美「今付けているアクセサリーは友人が作ってくれた物なんですよ。」亡くなったその友人への想いを語りまた一曲。
そこから
何かを後世に残せるのは素晴らしいという話題に。
刀禰知美「どうですかSAM さん。後々すごい陶芸家になったりとか。」
SAM 田中「陶芸家ですか~…」

刀禰知美「10月にFM和歌山の、いもやんの番組で公開生放送にゲスト出演します!SAM 田中さんも一緒です。
和歌山城の前のダイワロイネットホテル2階、モンキースタジオで夜8時から出てますので
たくさんお越し下さいね~♪」

  


Posted by セノールマンキ at 17:25Comments(0)