2010年03月03日

『笹やんの洋楽懐かし!』雑賀衆の兜

2010年3月3日

本日のディレクターは
小庄ちゃんだった

ゲストは
和歌山市立博物館の
学芸員 太田さん。

現在、和歌山市立博物館では
戦前から戦後に渡っての

和歌山城周りやブラクリ丁等々
市内のあちこちの町並の写真展を開催中
という事だ。

その展示写真を集めた
懐かしの写真集も
売店にて発売中だそうな。
この写真集には
アーケードが設置される以前のブラクリ丁や
戦災で焼け落ちた和歌山市駅などの写真も
収録されているそうだ。

ところで

学芸員 太田さんの専門の
雑賀衆の兜のお話になった。

兜の、頭に被せる部分の事を「はち」
その下に垂れ下がっている部分の事を「くるす」
と呼ぶそうだ。
この「はち」と「くるす」を合わせて兜と呼ぶそうだ。

その「はち」の形状が
雑賀衆独特なんだそうな。

あと、雑賀衆が使っていた鉄砲についてのお話もあった。
雑賀衆は常時千丁もの鉄砲を確保していたそうで
どうやら堺の商人と行き来があったのではないか……
という仮説や
雑賀衆が使っていた鉄砲と
薩摩で使っていた火縄銃の
一部の構造が酷似しているというお話なんかも
興味深く拝聴した。  


Posted by セノールマンキ at 21:40