2009年11月04日

『笹やんの洋楽懐かし!』田端酒造のお酒

『笹やんの洋楽懐かし!』

今回のゲストは田端酒造株式会社の
取締役で杜氏の長谷川聡子さんだった。

田端酒造と言えば『羅生門』『大東一』が代表格だが、
特に『羅生門』を海外に売り込みに行くと
やはり「映画監督の黒澤明とは関係あるんですか?」
とよく聞かれるそうだ。
実際、黒澤明監督に直々に
『羅生門』の名前を冠にする
許しを得たそうだ。
なので堂々と胸を張って
「はい、そうです。」と答えているそうだ。

現在田端酒造では仕込みの始まりの作業中で、
大きなタンクを櫂(かい)と呼ばれる長〜い道具で
毎朝かきまぜる作業をしているそうだ。
高い所で長〜い道具を使う為、
小柄な聡子さんはよろけたりもするそうな。
笹やんからの
「タンクに落っこちたりする人はいないんですか?」
との質問に聡子さんは
「ウチの醸造所では居ないですが、
そういう事もありますね。」と答えていた。

冬の間に仕込みをして1ヶ月で
お酒は出来上がるそうだ。
これが所謂
新酒というもので、
その味わいは格別だそうな。
ただ、置いておくと発酵を続けてしまう上に、
そのままだとアルコール度数が高すぎるし、
割り水をして丁度良くする必要もあるので、
それらが済んで落ち着いた
良い味わいの状態にしてから
春に出荷するそうだ。

最近若者が日本酒を飲まなくなったのだが、
海外では和食の普及と共に
日本酒人気が高まっているそうだ。

ドイツでも和食屋さんで
「SAKE」と注文すれば通じるそうだ。
そのドイツに日本酒・梅干し・胡麻豆腐の
三品をアピールしに行って来たところ
大変好評を博したそうだ。

生放送終了後、杜氏の聡子さんに
「(筆者のバイト先の)北京楼でも
お酒は大東一をお出ししていますよ。」
と告げたところ、
「北京楼さんには昔からお世話になっています。
私が子供の頃には
フカヒレスープを飲ませて貰ったりしましたよ。」と
嬉しそうに話してくれた。

今回の洋楽は1990年のヒット曲で、
その頃聡子さんは小学生だったそうだ。

次回の洋楽は1997年のヒット曲だ。

『羅生門』のパンフレットに
「滴滴在心」
(一滴一滴に心を込め、醸し上げることです。)
とあった。

『笹やんの洋楽懐かし!』田端酒造のお酒


Posted by セノールマンキ at 23:40│Comments(0)
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