2017年10月22日

『和歌山ライブの歩き方』スタジオ待機中


台風真っ只中ではあるが
本日はここ、和歌山市狐島FOXYテラス一階の
LURUホールにおいて
『LURU HALL Nurture Concert Vol.3
ニュルンベルグで学んだ
阿佐聖姫子・瀧本裕子デュオ・コンサート』が開催されるので
微力ながらわたくし、久し振りの
『和歌山ライブの歩き方』スタッフとして
FOXYテラス2階のスタジオ(LURUミュージック店舗) にて
コンサートのお客様をご案内しつつ
こうして記事をしたためて居る訳なのである。
ちょいと手持ち無沙汰ゆえ
チェキで店内を撮影してみた。
CDの販売、取り寄せ、そして
MEG CD等も扱っているこの
知る人ぞ知るLURUミュージック狐島店
レコード愛好家達の熱い視線を集め続けている♪  


Posted by セノールマンキ at 13:48Comments(0)

2017年10月16日

谷間に遊ぶ風の如く~天地有情の響き~@アートキューブ


これは、降りしきる雨の上がった和歌山市
和歌浦南にある、アートキューブという
読んで字の如く四角ばった建造物にて
体感したコンサートの記事である。

玉津嶋神社の側から不老橋を渡り

アートキューブの写真を撮るのを忘れた…。(ので
関心のある方はインターネットででもお調べ下さい。)

セットリスト(曲目順表)はこんな感じであった♪
木下尊惇さんの奏でるギターやチャランゴ(ウクレレに似た楽器で、裏側は何とアルマジロの甲羅)の音色と
菱本さんのシーク(和楽器の何かみたいな楽器)とケーナ(小さな尺八といった感じの楽器)
それから(菱本さんの足元で演奏していたので筆者からは見えなかった多分バスドラムの様な楽器と)
先っぽに丸い玉がついたバチで叩く太鼓
それから
松下さんの奏でるギターの
底辺を流れる河みたいな音色(松下さんはそもそも
クラシックギターの奏者で
このコンサートには助っ人いけるかなという感じで呼ばれたのだそうな。)
今回のコンサートの直前に大阪での
学校コンサートを終えて駆けつけたと木下さんは言っていた。
最初は目にも鮮やかな緑色の衣裳を羽織って登場した木下さん
それを両脇からサポートミュージシャンの菱本さんと松下さんが
第一部が終わってステージを後にする時や
第二部の後に
立ち上がりお互いを称えあうその姿が
印象的だった。
最初はこのコンサートのフライヤー(チラシ)を見て少々緊張しながら鑑賞していた筆者であるが
場数を踏んでおられるのであろう三人の
軽妙なトークがまた良かった♪

最後にCDを購入してサインを入れて貰った。
このCDの一曲目が
コンサートのアンコールでしてくれて大層盛り上がった曲だったので
筆者は自宅で無制限リピート中である。(かかとを鳴らしながら♪)
  


Posted by セノールマンキ at 01:12Comments(0)

2017年10月09日

第19回 和歌の浦 万葉薪能 


昨日は片男波公園の野外ステージにて
午後4時から『万葉薪能(まんようたきぎのう)』を鑑賞した。
チケット一枚3500円もする公演である事と、
「能」「狂言」を鑑賞するのが初めてである事、
それと、「薪能(たきぎのう)」という言葉からイメージする、何となくおごそかな感じに圧倒されたものか
白シャツに紺のスカートとハイヒールという格好で出掛けた♪
連休中という事で道路が大変混んでいた上に、新和歌浦側からアクセスしたら例の矢印信号の存在を忘れていたり…と
どぐさい行程を経て遅刻して到着。

第一部「能楽ワークショップの発表」の最中だった。
小学校の子達の登場は
どうしても着物の姿そのものに目が行ってしまう。女の子達の鮮やかな柄や、男の子達の袴の後ろがもこっとしているところ等々
何とも初々しいのが良かった。
大きい男の子の声が思いの外、大きく響いて少しびっくりした。

第二部の火入れと
狂言(大蔵流)「因幡堂」は最初から鑑賞する事が出来た。
薪能ならではなのだろう
かがり火がパチパチとはぜる音が何とも良かった。
薪の燃えた後の細かいかけらが和歌浦湾の風に乗って散る様が
粉雪みたいに見えた。

※ステージの画像が無いのは、撮影に許可が要る公演だったのと、筆者が恐らくシャッターを切るタイミングを知らないせいである。どうかご容赦願いたい。

「因幡堂」は夫婦の間のすったもんだ劇という感じで
楽しく笑いながら鑑賞した。見に来ていた子ども達の笑い声もちらほら聞こえていた。

能楽(喜多流)が始まる前に
「本日の能について」解説をしてくれた。
初めて鑑賞する筆者にも分かりやすくて良かったのだが
この解説が結構長くて
おまけに
(筆者が遅刻したのが原因なのだが)折角配布してくれたパンフレットにちゃんと目を通していなかったゆえ
「花月(かげつ)」の話の成り行きが上手く追えず
その辺の若干の後悔が残ったが
全体としては素晴らしい体験であった♪
今後も是非、存続してほしいイベントだと心から思う。

蛇足かも知れないが
器楽とハモリ好きな筆者としては、大鼓と小鼓の掛け合いや
地謡の方々の方がむしろ
聴いていて大層こころよかった。

あと、帰りの道々は和歌浦湾の夜景を右手に眺めながらのそぞろ歩きとなったのだが
多分、遠方からの皆様が口々に「素敵な景色ねえ…♪」と話しながら歩いていたのが印象的だった。
  


Posted by セノールマンキ at 11:25Comments(0)